オンライン相談会 3

8/3（月）21:00〜　オンライン相談会を行いました。

今回のお客様は、前回に引き続き、鹿児島の病院にお勤めの理学療法士です。

前回の相談会の内容を踏まえてアプローチを行い、相談会前と後での変化を動画（歩行）や画像（姿勢）を用いてお互いの見解を討論しました。
（患者さん本人の同意を得て動画・写真撮影を行っています。）

歩行では明らかに重心移動（前後・左右）ができるようになっており、歩行スピードが上がっているのがはっきりとわかりました。患者さん本人も変化を感じている様子で撮影後一緒に動画を見て変化を感じ取ったようです。

実際、どんなアドバイスをしたのか？ というと、

一つ目は、『呼吸時に下位肋骨の動きがあるのか』ということ。

横隔膜がしっかりと機能していなければ、腰方形筋や大腰筋が発揮できないため歩行時の振り出しや立脚時の骨盤移動・荷重移動が難しくなるのではと・・・。

二つ目は、『足部のアライメントや距骨下関節を含む足部の動きが確保されているのか』ということ。

動画を見る限り、立脚期を通して足部が回内位・回外位の固定した状態でした。
回外→回内→回外という動きをしっかりと作り出すことが重要と・・・。

前回は時間的な都合もあり、この2点に絞ってアドバイスをしました。

動画や画像を提示していただけたことで新たな発見もあり、それに対しても今回、アドバイスができました。
お客様が気づかなかった、または気にしていなかった部分を進言したことで更に刺激になったようです。

お客様自身もアプローチの幅が拡がったと喜んでいましたので（自己満足かも？）、今後の更なる変化を期待したいと思います。

このように、画像や動画でディスカッションできるのもこのオンラインの良さかもしれません。
『自分の考えだけでなく、第三者からの意見をもらう。』
職場ではなかなか忙して、先輩や上司に聞く時間が取れない。また、恥ずかしくて自分の意見が言いにくい。などありましたら、この機会にご利用ください。
でき得る限り、相談に応えていきたいと思います。

お待ちしています。