9/14 リハビリ屋 脊柱セミナー 胸椎・胸郭編 in 長崎(大村)①

2025年09月15日

セミナー ブログ

9/14(日)リハビリ屋主催(長崎・大村市)の脊柱セミナー胸椎・胸郭編 in 長崎(大村)第1回を有料老人ホーム泉の里3号館(長崎県大村市徳泉川内町829)にて開催いたしました。

リハビリ屋主催の胸椎・胸郭編は実に7年ぶり(2018-2019 胸郭・股関節コースとして開催以来)の開催でした。
『長いことセミナーをしているな』と改めて実感。

今回、胸椎・胸郭編の主旨は腰椎疾患、頸椎疾患、肩疾患、股関節疾患などの補足的なアプローチの一助として位置づけです。
したがって、胸椎・胸郭の病態理解よりも胸椎・胸郭をしっかり触れてアプローチの幅を増やすことができればとの思いです。

今回、いつものメンバーに加えて初めてリハビリ屋の勉強会に参加した若手8名が集まっていただきました。福江、島原からの参加です。福江からの参加者は2週間前に五島中央病院で勉強会を行ったときの参加者で今回、前日から宿泊しての参加です(レンタカーまで借りて)。ありがたいことです。自身の知識の幅を増やしたいという思いが伝わって来て嬉しく思います。(五島で勉強会してよかったと)

第1回ということもあり、胸椎・胸郭に対してなぜアプローチが必要なのかを説明するところから始まり、実技を通して下部胸郭の柔軟性の必要性を確認。その後、回旋動作にて改めて参加者の胸郭が硬いことを実感してもらう。

そこから座学へと。(胸椎・胸郭は可動性が求められることを説明)

休憩を挟んで、触診の実技(棘突起と横突起を中心に)。
ここではモデルの背中に水性のペンで胸椎を描こうということで、参加者交代で一椎ずつ描いていく。(胸椎のイメージをしてもらうことも目的)
触診よりも描くことの難しさがあったようです。(しかし、楽しみながら行っていました。)

昼食休憩(時間通りに進む)

午後からは座学(機能解剖)
椎間板の溝(Cleft形成)、肋骨頭関節と肋間神経、交感神経節との関係などを説明する。

休憩を挟んで、再度触診(今度は肋骨を)
ポイントを説明し、浮遊肋骨である第11・12肋骨を触診。
肋骨角を確認し、脊柱起立筋を触診して終了。(15:10 完璧な時間配分)

片付けをして、施設を出発したのが15:30前。
連休中にも関わらず、いつも鳥栖JCTからの渋滞もなく、17:30に帰宅。
(大相撲も大関・横綱の取り組みも観られ、また大河もBSで観られ、大満足)

次回は、10/19(日)第2回 アライメント評価、自動運動検査です。
第2回は第2日曜日ではなく、第3日曜日となっています。(諸事情のため)
お間違えのないように。

リハビリ屋代表である冨永先生、アシスタントの樫尾先生、川尻先生、ありがとうございました。(今回は諸事情により、いつもの岡本先生が不在)
参加者の皆様もありがとうございました。棘突起や横突起、肋骨の触診技術を復習して技術を磨いてください。次回もお会いしましょう。
今回参加できなかった方も、次回からの参加は可能です。
興味があれば遠慮せずにどうぞ、下記までご連絡ください。
rehabiliya@gmail.com リハビリ屋代表 冨永まで