6/16 Origin主催 頸椎セミナー

2019年06月17日

セミナー ブログ

熊本市の整形外科井上病院/井上整形外科クリニックの理学療法士有志による勉強会団体–Origin主催の頸椎セミナー(全5回)の第1回が九州中央リハビリテーション学院にて行われました。

Origin主催としては初となる、記念すべき研修会に呼んでいただきました。今回から10月まで月一回のペースで評価から治療まで系統的に学んでいきます。

病院内のスタッフだけでなく、福岡県、鹿児島県からと参加者が来ていただきました。その中に卒業生が一人、久しぶりに元気そうな姿を拝見できました。

頸椎セミナーの第1回目のテーマは、頸椎の病態・機能解剖、触診でした。

午前は上位頸椎・下位頸椎がどのように頸部痛、またそれに随伴する頭痛や肩・上肢への関連痛を引き起こす解剖学的特徴について座学中心に行いました。

午後は触診を中心として、まずは環椎の触診から。
横突起を触知することで変位(回旋・傾斜・側方変位など)を感じていただきました。

「こんなにもずれているとは・・・」(参加者から)

次に棘突起の触診。
しかし、棘突起が思うように触れない・・・。
第2頸椎(軸椎)棘突起は大きので触知しやすいが、次の第3頸椎棘突起。
奥にあって小さくて触りずらい・・・。
これによって、第7頸椎までに1椎のずれが・・・。
その後、椎間関節や横突起を探っていく作業を行なっていきました。
初めての椎間関節、「ここでいいのか・・・」。不安になりながら私に確認。
間違っていないとの言葉を受け、
「これが関節?、言われたらわかるけど・・・」。
そのような言葉が至る所から聞こえてくる。

最初は、こんなものです。
頸椎セミナーを今までしていますが、コースの終了に近くなるとある程度触知できています。焦らず、練習してください。

終了予定時間を30分ほど過ぎ、ようやくセミナー終了。
セミナー参加者の皆さん、ご苦労様でした。

Originのスタッフ、整形外科井上病院/井上整形外科クリニックのスタッフ、前日の懇親会に参加していただいた参加者の皆さん、前日の懇親会から当日まで話しやすい環境を作ってくださり、誠にありがとうございました。
次回も宜しくお願いいたします。

次回は、7/21(日)。
テーマは、姿勢観察・自動運動検査です。

前日の7/20(土)も熊本でセミナー。それも頸椎セミナー。
鶴田病院の中川先生主催の勉強会です。
そのまま、熊本宿泊です。頑張ります。