10/13 リハビリ屋主催 腰椎コースセミナー in 大分 ②
10/13(日)リハビリ屋主催(長崎・大村市)の腰椎コースセミナー in 大分(第2回)を大分記念病院(大分市)にて開催いたしました。
前々日からの台風19号襲来。東日本は暴風、大雨により河川の氾濫が至る所で起こっているのを見て、この台風が九州に直撃したらと思うと恐怖でしかありません。毎年、全国の至る所で甚大な被害が起こることに対してどう対処していけばいいのか。最近よく耳にする『命を守る行動を』を常に心がけておかなければと思います。
この度、亡くなられた方々に哀悼の意を表しますと共に、被災された方々にお見舞い申しあげます。
話を戻して。
第2回のテーマは、
自動運動検査・骨盤帯の運動検査
屈曲、伸展、側屈、回旋それぞれの運動パターンを観察し、セラピストが指示する矯正運動パターンとどう違うのか、またどの部位の動きが少ないのか、多いのかを分析することが必要です。
それが、更なる評価、アプローチへの近道となるものと思います。
参加者の皆さんは、一つ一つの運動に対して真剣に観察していました。おそらくこんなにも“前屈動作”等々に向き合ったことがなかったかのように。
慣れないと分析するのは難しいとは思いますが、今回のセミナーを通じて自動運動の観察を改めて見直すきっかけになればと願っています。
午後からは骨盤帯の運動検査。
実技中心で、眠気をブロック。
前回の触診が生かされます。
立位および臥位での触診によって、抗重力筋の影響なのか、骨盤(仙腸関節等)そのもののズレなのかを判断していきます。
前回の復讐をしっかりしていたのでしょう。立位でも難なく触診できていました。ありがたい。
次は、Dynamic test。
前屈テスト、Gillet’s test、Stork testを紹介・実践し、テストの意義について理解を深めていきました。
このテストのプレゼンテーション。長崎からのスタッフに行わせてみました。
セミナー開始前からお願いしていたことでしたが、かなり緊張感を持って臨んでいるのをセミナーの合間合間に垣間見えました。(こんなにも緊張しているとは・・・。)
アウトプット・伝達することの難しさを感じていただき、いい刺激になったものと思います。また次回も・・・お願いします。
最後に徒手的検査。
検査を確実に行うために、固定・動きの誘導などのハンドリング。
検査の意義を理解していれば、動きを引き出すためにどこを固定し、どこに力を加えていくことがわかってくると思っています。
練習に練習を重ねて、自分なりのハンドリングを習得してください。
第2回を終えて
第1回に続き、またもや連休中の開催。
当初の予定の終了時間を30分、オーバーしてしまいました。
手伝ってくれるスタッフがいるので助かっています。
もしいなければと思うと、ゾッとします。
後進を育成するためにもこのセミナーの意義があるように感じています。
今回、初めて手伝ってくれるスタッフを前面に出し、プレゼンさせることで技術的だけでなく、表現することも学んで欲しいと改めて思いました。
これが、Con-next(次に繋ぐ)の本来の目的です。
今後も続けていきたいと思います。
主催者の冨永先生の想い、“若手を育てる”に応え、少しでも力に慣れるように努めていきます。
会場を提供していただいた大分記念病院のスタッフの皆様、ハートリハ ソラの大平先生、黒木記念病院の阿部先生、猿渡整形外科の岡本先生、長崎からの先生方、その他アシスタントの先生方、そして参加していただいた先生方、連休中にもかかわらずありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。