9/15 リハビリ屋 脊柱セミナー 腰椎編 in 長崎(大村)③

2024年09月17日

セミナー ブログ

9/15(日)リハビリ屋主催(長崎・大村市)の脊柱セミナー腰椎編 in 長崎(大村)第3回を有料老人ホーム泉の里3号館(長崎県大村市徳泉川内町829)にて開催いたしました。

第2回(8/11)同様、連休の中日での開催。

前回よりも出発を早め、九州自動車道、長崎自動車道を順調に走行。金立SAにて休憩(いつもよりも30分も早く)。このままでは早く会場に着きそうなため、もう一回休憩を取ることに(大村湾SA)。車から降りると天気が良過ぎて暑い。

会場には開始時間30分前に到着。

今回のテーマは、腰椎の運動検査。

まずは、腰椎の棘突起を触診から。
仙骨と脊椎の境界である第5腰椎棘突起を。
両側の上後腸骨棘PSISを結んだ線上にある第2仙骨棘突起から頭測へ。
最初にぶつかる骨隆起が第5腰椎棘突起と仮定。
L5/S1間に指を置き、仙骨のうなずき運動を起こさせ、L5は動かず、仙骨の浮き上がりを指で感じたらL5棘突起と特定。
そこから棘突起間を一横指ずつ頭側にずらし、それぞれの棘突起を特定する。

棘突起間を特定できたら、次は椎間関節の触診へ。

棘突起から2横指横、棘突起間にあることを確認する。

肋骨角の触診を終え、休憩。

休憩後、最大屈曲位、最大伸展位での第5腰椎の位置を確認する検査。

次に、PPIVMs 屈曲・伸展。

基本の検査を押さえつつ、自分なりの検査方法を模索(手抜き?)
屈曲、伸展の検査における留意事項をしっかりと動きを確認しながら行う。

40分の昼食休憩。

午後はPPIVMs 側屈から開始。次に回旋。
股関節を介して骨盤の動きを引き出すので、個々人によって違うのでそれを確認しながら行うことを説明。

PPIVMs 終了後、いよいよPAIVMsに突入。

Central P-A、Unilateral P-A、Transverse pressureを順に行う。

14時を過ぎ、終了時間が迫ってきました。

神経系の評価をしないと間に合いません。(まずい、また時間が過ぎる・・・ )
神経の触診は、次回の治療編でやろう。(そう、言って聞かせ)
硬膜の評価から。神経叢、そして末梢神経を。
症状の出現から神経を解放して、神経の問題なのか? 筋の問題なのか?を説明(二関節のルール)。

15:20 少し時間をオーバーするも本日の内容を終了。

今回を終えて、参加者の皆様の徒手的操作が上手になっていると感じました。
少しの説明で理解できていることに感激しました。
これなら次回も期待できると感じ、アシスタントの先生方の力を借りて少しは手を抜くことができるかもと淡い期待を抱いています。

次回は、治療編(モビライゼーションを中心)となります。
次回も10/13(日)、またも連休に重なりました。ご家族の予定を潰してしまいますが、何卒ご容赦ください。

参加者の皆様、主催の冨永先生、スタッフ・アシスタントの先生方、この場を借りて御礼申しあげます。