11/9 リハビリ屋 脊柱セミナー 胸椎・胸郭編 in 長崎(大村)③
11/9(日)リハビリ屋主催(長崎・大村市)の脊柱セミナー胸椎・胸郭編 in 長崎(大村)第3回を有料老人ホーム泉の里3号館(長崎県大村市徳泉川内町829)にて開催いたしました。

セミナー当日は雨。(セミナー日和)
ありがたいことに新たに1名の新規参加があったものの、前回同様、少人数での開催となりました(地区のイベント参加などで欠席)。
第3回は、①台形型、平行四辺形型の胸郭の評価、②座圧変化における胸郭の運動パターンの評価、③徒手的運動検査。
①台形型、平行四辺形型の胸郭の評価
古武術による身体操法理論(井桁術理)に基づく平行四辺形の動きを胸郭に応用した評価を提示する。
胸郭を1つのボックスとして、3次元(3つの面する)でみるようにし、上面・正面・側面のそれぞれの動かし方を確認する。

②座圧変化における胸郭の運動パターンの評価
座圧中心を動かすためには上半身重心を動かすことが必要とし、例えば座圧中心を前方に動かすときには上半身重心を前方に移動することにより達成できると。
これにより、上位胸椎の伸展、肩甲骨の下制・後傾、鎖骨の挙上・後方回旋の運動連鎖が起こる。
座面を上下左右の4パート(右上・右下・左上・左下)に分割し、座面中心をその4パートに一部分に置くことによる上位体幹・下部体幹の動き(特に回旋の違い)を確認する。



座圧中心の違いによる側屈運動の特徴について
一般的に、胸郭は左にやや偏位していることから座位では左に座圧中心があることが多い。
そのため、右側屈と左側屈では脊椎の動きが異なると。
右側屈では、下部体幹の動きが優位となり、左側屈では上位体幹の動きが優位となるようだ。
さらに、側屈運動の際、左に座圧中心を移動することで右側屈では上部体幹の動きは減少するようだ(下部体幹の動きが増加する)。
したがって、座位での側屈運動を評価する際、安静座位の座圧中心が左右のどちらに偏位しているのかを把握する必要がある。
左右の側屈角度が同じように見えても実は座圧中心を敢えて移動しているかもしれないと推測しなければならない。
(回旋運動も同じ)

お昼休憩まで少し時間があったので、③徒手的運動検査を少し。
障害部位の特定のために棘突起を加圧するスラストテストを行う。


予定であれば、ここで休憩したいところであったが、お弁当の到着が遅れたため、上位胸椎のPPIVMs(屈曲・伸展のみ)を行う。
一方の上肢で後頭部、上腕での前額、自身の胸部での肩の3点を固定し、肘の動きで頸部の屈曲・伸展運動を行わせて他方の手指で棘突起間の動きを確認。
上位から下位にかけて動きが小さくなることを確認してもらう。



ここでお弁当が到着し、休憩。


午後開始。
下位胸椎のPPIVMs。(デモだけで終わらせる)


側屈と回旋運動による、対象関節の鑑別。
ターゲットが椎間関節なのか、肋骨(肋椎関節)なのかを第2回の確認も含め、今回の座圧中心を踏まえて行う。(今回はより詳細に評価できたかも)
PAIVMs ①椎体に対して、②肋椎に対して
今回はすべり運動の評価については割愛する。
(下肢疾患や頸部疾患における補足的なアプローチとして捉えてほしいため)


第3回にもなると、棘突起間や横突起の位置などあたかも簡単に触れるようになっていることを実感。(あまり、呼ばれなくなっている)

最後は、第1肋骨の評価や下位肋骨の評価
第1肋骨(第1肋椎関節)の触診に少し、手こずっていたようですが。

今回はここで終了。
時間は前回と同じ、15:05。(ほぼ時間通り)
リハビリ屋代表である冨永先生、アシスタントの樫尾先生、川尻先生ありがとうございました。
参加者の皆様もありがとうございました。
次回は、12月14日(日)第4回 神経系の評価、機能的筋長の評価、荷重伝達の評価です。
初めての参加でも大歓迎です。
興味があれば遠慮せずにどうぞ、下記までご連絡ください。
rehabiliya@gmail.com リハビリ屋代表 冨永まで