5/25 頸椎セミナー in 熊本②
5/25(土) 頸椎セミナー第2回目を九州中央リハビリテーション学院にて開催しました。
前回(第1回)の機能解剖、触診に続いて、今回のテーマは、
姿勢観察、自動運動検査
肩甲骨のアライメントの確認に始まり、肩甲骨の動きをチェック。
その後、小胸筋・斜角筋の機能的長さを評価。
その中でも、肩甲骨の位置を矯正するハンドリングの難しさを実感したことと思います。
そして、ニュートラルな姿勢への修正方法には、各個人で戦略の違いを感じたのではないでしょうか?
自動運動検査では、
頸椎の横断面にどのような組織があるのかを理解すること。
自動運動によって感じる “つまり感” や “伸張感” はどの組織に生じているのかを考えていくことが病態理解に繋がります。
組織の『短縮性』⇄『伸張性』は互いに関係があるので、“伸張感” があるだけで安易にその組織に問題があるとは考えず、“つまり感” にも目を向けていくことが必要です。
今回は、姿勢観察や自動運動検査を行いましたが、この評価によって『どの組織が問題なのか』という仮説を証明するために次回、さらに評価を進めていきます。
次回、6/29(土)のテーマは、
徒手的検査
次回も宜しくお願いします。