6/14 リハビリ屋 脊柱セミナー 頸椎編 in 長崎(大村)①
6/14(日)リハビリ屋主催(長崎・大村市)の脊柱セミナー頸椎編 in 長崎(大村市)第1回を有料老人ホーム泉の里3号館(長崎県大村市徳泉川内町829)にて開催いたしました。

2024 年7月から始まった脊柱セミナーの最後のシリーズ、頸椎編(全6回)が開催されました。
リハビリ屋主催の頸椎コースは 2018 年以来、8年ぶりの開催です。
頸椎のコースセミナーは 2019 年(コロナ感染症による緊急事態宣言前)に熊本で2度開催(中川翔太先生率いる勉強会と髙村将先生他スタッフ(整形外科井上病院)による Origin 主催、会場;九州中央リハビリテーション学院)したのが最後でした。
久しぶりでしたので資料を update し、8年ぶりのセミナーに臨みました。
やはり8年も経つと、その当時の見解が変わり、以前セミナーで話していたことが違っていることに・・・。
セミナーをすることで再確認できることに感謝です。
さて、今回の頸椎セミナー報告です。
参加者は5名、スタッフ3名の8名と少人数のセミナーでした。
今までの腰椎・骨盤帯編、胸椎・胸郭編に参加していただいた馴染みのある方々でした。
日曜日にわざわざ自己投資として勉強会に参加していただき、頭が下がる思いです。(このような方々が少なくなっているのが寂しいですね)
第1回は「頸椎の病態・機能解剖、触診」です。
頸部痛の疫学、頸部痛の臨床症状、頸部痛に伴う頭痛やその他の頭痛、外傷性警部症候群の臨床症状などをおおよそ1時間話し、休憩へ。
(思わず熱くなって話してしまって気がつくとあっという間の1時間)
休憩後、棘突起・横突起の触診へ。
その前に、頭部のアライメントの確認。
矢状面から(屈曲・伸展)
外後頭隆起と眉間を結ぶ線が床面と平行になっているかどうか?。
前額面から(側屈)
耳孔(または乳様突起)を結ぶ線が床面と平行になっているかどうか?。
顔の半分はどちらが大きく見えるか?(水平面;回旋)
そして、触診の際のポジショニング(背臥位・腹臥位)。

背臥位
耳孔と肩峰を結ぶ線がベッドと平行になっているかどうか?
胸鎖乳突筋の筋腹がベッドと平行になっているかどうか?
腹臥位
肩外転位にて手背に額を載せ、腋窩部とベッドの間に隙間ができるため、バスタオルでサポートし、僧帽筋を弛緩させる。
(肩に痛みがある場合、この限りではない)
①乳様突起から1横指下に環椎の横突起を触知できる。
②外後頭隆起から2横指下に軸椎の棘突起を触知できる。
③軸椎の棘突起から頸部外側に手指を滑らせ、頸部前後径の中央部に軸椎の横突起を触知できる。
④第3〜5頸椎棘突起・横突起まで順に触っていく(第3頸椎棘突起は多少触りづらいが)。
⑤第6・7頸椎棘突起については、第7頸椎棘突起を確認(頸部前屈にて隆起する部位)・仮定してその上位にある棘突起を触知し、頸部伸展すると第7頸椎棘突起に対して前方(腹側)に動くことで第6・7頸椎棘突起を確定できる。そのまま頸部外側へ手指を滑らせていき、横突起を触知する。




背臥位・腹臥位でそれぞれ確認・触知し、お昼休憩へ。
昼食は、私の一押し、唐揚げ弁当。(タレが最高)

昼食休憩後、椎間関節の触知へ。
頸椎棘突起から頸部外側へ手指を滑らせていく際、横突起の触知手前で関節面を触れる。(上位頸椎の下関節突起が指腹に載る感覚)
moving hand と sensing hand を使い分けることが大事。
今後のシリーズで徒手的運動検査を行うので、詳細はその時に。
頸部側屈( moving hand による)で側屈側の上位の頸椎の下関節突起が下位の頸椎の上関節突起に載っている感覚( sensing hand による)を感じる。(下方すべり)

また、頸部回旋で回旋反対側の上位の頸椎の下関節突起が下位の頸椎の上関節突起から離れていくのを感じる。(上方すべり)

休憩後、頸椎の機能解剖の座学へ。
頸部痛の評価・アプローチに対して
頭痛がある場合は上位頸椎、肩甲骨や腕に痛みなどがある場合は下位頸椎を中心に。
その際の頸椎の解剖学的・運動学的特徴を説明する。
関節、神経(頸神経叢、腕神経叢)、血管(椎骨動脈、鎖骨下動脈など)、頭頸部深層筋(頭長筋、頸長筋、後頭下筋など)、椎間板の形成(釣状突起による)など。
睡魔に襲われ、眠たくなる時間帯なので今後のシリーズでも重複して話をするとして簡潔に。
終了時間(15:00)を5分オーバーして終了。
片付けを済まして帰路へ。
17:40に帰宅。(鳥栖 JCT から太宰府まで交通量は多いものの渋滞まで至らなかったのが幸い)
久々のセミナーで早々に「お休みなさい」。
今回もリハビリ屋勉強会主催の冨永先生、スタッフの樫尾先生、川尻先生、ありがとうございました。
また、毎度ながらの参加者、いつもありがとうございます。
先生方がいるおかげで、常に update を心がけています。
少しでも臨床に役立てれるセミナーにしていきたいと思います。
楽しく、しっかり学んでいきましょう。
次回(第2回)は、7月12日(日)です。
テーマは「姿勢観察、自動運動検査」です。
第1回は参加できなかったけど次回からという方も参加は大丈夫です。
前回の内容を含めて進めていきます。遠慮なく。
連絡先は、
リハビリ屋 冨永先生まで。
rehabiliya@gmail.com
または、私まで。
info@noguchi-atsushi.com
次回もよろしくお願いいたします。